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Exhibition
女が5人集まれば皿が割れる

여자가 다섯이 모이면 접시가 깨진다

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参加作家・リサーチャー|
工藤春香 神谷絢栄 Jin Yeowool 高橋ひかり
会 期|
2021521日(金)〜66日(日)
木・金|12:00-19:00    土・日|12:00-18:00 
※木〜日曜日のみ開廊
会 場|
BUoY 〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11​
JR・私鉄各線「北千住」駅   1番出口より徒歩6分、西口より徒歩8分
京成本線「千住大橋」駅   徒歩8分
東武伊勢崎線「牛田」駅   徒歩7分

ご来場についてのお願い

※開催時間、開催方法の変更等については、HPやTwitterなどで随時お知らせいたします。

本展覧会は、新型コロナウイルス感染症対策を万全に行いながら開催する予定です。

ご来場の際は、以下の感染防止対策の徹底にご理解とご協力を頂きますようお願い致します。

・マスクの着用をお願い致します。(マスク着用のない場合はご来場いただけません)

・発熱(37.5以上)、咳、全身痛等の症状がある場合は、ご来場前に必ず指定された医療機関へ受診をされますようお願い致します。

・体調にご不安のある方は、来廊をお控えください。

・咳エチケットをお守りください。

・ギャラリー内に手指用アルコール消毒液をご用意しておりますのでご利用ください。

・他のお客様との距離を保ってご鑑賞下さい。

・ギャラリー内の滞在時間は1時間を目安として下さい。

・ギャラリー内が混雑する場合は入場制限を行う場合があります。

・場合によっては予約制とさせて頂きます。その場合は事前に告知致します。

Overview
「ひととひと」は、このたびコレクティブとして初の展覧会を開催します。 本展のタイトル「女が5人集まれば皿が割れる(여자가 다섯이 모이면 접시가 깨진다)」は、韓国のことわざ「女が3人集まれば木皿が揺れる(여자가 셋이면 나무접시가 들논다)」に由来しています。
「姦しい」「姦計」という言葉が象徴するように、東アジアの地域では昔から、騒々しいことや不都合な様、不吉な出来事と女性が結びつけられた表現がしばしば生み出されてきました。「木皿を揺らすほどに騒がしい」女性たちを揶揄する先のことわざも、それらのうちのひとつです。こうした表現を使うこと自体は減ったものの、個人の特徴や性格、能力の根拠を性差に求める価値観は、現代においてもあちこちで燻っているように思われます。それは美術業界においても例外ではなく、キャリア形成や作品・業績の評価等、女性であることによって生じるハンディキャップは少なくありません。それらはどこから、どんな理由で、どのように「生じて」いるのでしょうか?
このような問いをもとに、本展では私たち一人ひとりが自らの視点・経験・ことばで、アートとジェンダーにまつわる様々な「声」を紡ぎます。思いもかけないような気づきが他愛もないおしゃべりから生まれるように、集い、語り、表現することは、「姦しさ」を超えた有効な手段となるでしょう。そして、それらの絶え間ない反復と共鳴こそが、既存の価値観や様々な困難や逆境に立ち向かうための、したたかなひびとなるに違いありません。
Event
with meeting ♯3
歴史の中の女性コレクティブーー
ジェンダー論争・バックラッシュ・それぞれの山の登り方について

​日時|2021年5月30日(日)20:00-22:00     
※本イベントはZoomにて開催いたします。
当日参加  ¥1,500 / アーカイブ視聴  ¥500

ゲスト

吉良智子

明治以降、美術教育を受けることやアーティストとして活動する機会は、長らく男性が特権的に享受できるものとされてきました。アーティストを志す女性は、経済的理由や家父長制の時代におけるジェンダーロールのもとで、さまざまな困難を強いられざるを得なかったといえます。
本イベントでは吉良智子さんをゲストにお招きし、日本の女性アーティストやコレクティブがどのように生まれ、評価され、ジェンダーの問題に立ち向かってきたかを、現在に至るまで概観します。イベントの後半では、メンバーを交え、当日参加のみなさまの質疑やご意見なども共有しながらラウンドトークを行います。

 

1974 年東京都生まれ。2010 年千葉大学大学院修了(博士(文学))。日本女子大学学術研究員。著書に『戦争と女性画家 もうひとつの「近代」美術』(ブリュッケ、2013 年。本書において女性史青山なを賞受賞)、『女性画家たちの戦争』(平凡社新書、2015 年)。専門は近代日本美術史、ジェンダー史。EGSA JAPAN(芸術におけるジェンダー/セクシュアリティ教育を考える会)においてハラスメントガイドライン(『美術手帖』2021 年 2月号)作成チームに参加。

with meeting #4
何がそうさせるのか?ー動く韓国社会運動、動かない日本
​日時|2021年6月6日(日)20:00-22:00    
※本イベントはZoomにて開催いたします。
第3次韓流ブームに代表されるように、カルチャーを中心とした日本と韓国の交流がますます盛んになっています。こうした機運が高まる今、歴史や社会運動の観点から韓国・日本を見つめ直すことは、両国の関係性や相違点を考えるうえで欠かすことはできません。#Metooや朴槿恵退陣要求デモなどの社会運動が頻繁に行われ、それらの主張が政治に反映されることの多い韓国。それは何故なのか。そして、日本の社会運動とはどのように異なるのか。
こうした疑問について、永山聡子さんをゲストにお招きし、歴史、デザイン・アート等の面から多角的に考察します。イベントの後半では、メンバーを交え、当日参加のみなさまの質疑やご意見なども共有しながらラウンドトークを行います。
当日参加  ¥1,500 / アーカイブ視聴  ¥500

ゲスト

梁・永山聡子

専門は社会学・ジェンダー・フェミニズム研究、社会運動論、朝鮮半島の歴史と社会運動。研究課題はポストコロニアル社会における植民地主義残滓のフェミニズム(旧宗主国と被植民地国におけるフェミニズムの権力関係)。特定 NPO 法人アジア女性資料センター理事、ふぇみ・ゼミ運営委員、在日本朝鮮人人権協会性差別撤廃部会・運営委員、希望のたね基金・運営委員。関東近郊8大学で非常勤講師をしている。在日朝鮮人3世である。著書:共著『社会学理論のプラクティス』(くんぷる)、『私たちの「戦う姫、働く少女」』堀之内出版)。論文「『他者化』しない姿を模索する ―日本軍「慰安婦」問題解決運動と吉見裁判―」『歴史評論』など。

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